斉藤、竹下両氏が安全表彰 「国民安全の日」原子力分野 麻生首相から賞状

交通安全や火災予防など、国民の安全確保に対する顕著な功績を称える「2009年安全功労者内閣総理大臣表彰」が「国民安全の日」の1日、総理大臣官邸で行われた(=写真)。本年の受賞者は計25の団体と個人で、原子力安全関係からは以下の2人が受賞した。

齋藤孝基(さいとう・たかもと)氏 東京大学名誉教授/経済産業省総合資源エネルギー調査会臨時委員。通商産業省原子力発電技術顧問として、原子力発電プラントの基本設計および運転管理における安全性向上に従事した。また、経済産業省総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子力防災小委員会事故故障対策ワーキンググループ委員として、様々な事故や故障の原因と対策の究明に尽力し、原子力発電の安全確保への多大な貢献が評価された。

竹下功(たけした・いさお)氏 日本技術士会参与/原子力安全委員会専門委員。原子力安全委員会核燃料安全審査会会長等として、多くの原子力施設の安全審査に参画し、核燃料物質や原子力施設の安全性に尽力した。また、原子力安全委員会原子力安全基準・指針専門部会構成員として原子力施設にかかわる設計、安全評価等についての各種指針の策定整備等、多くの功績を残した。


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