放射線審議会 浅地中処分0.3ミリSv/年確認

放射線審議会は6月25日、第29回基本部会を開催し、放射性固体廃棄物の浅地中処分における規制除外線量の見直しを審議した。

前回の検討結果である管理期間終了後の線量基準を0.3ミリシーベルト/年とすることを確認し、個人に着目した線量限度と違って放射性廃棄物に関する線量基準については、廃棄物に着目した将来に対する計画的な値となることから「線量拘束値」の適用が妥当であるとした。クリアランスの考え方については改めて課題とすることとなった。

また「管理期間終了後」とは、浅地中処分に限らず、余裕深度処分、地層処分においても「事業の廃止後」とすることを確認した。

検討内容は、中間報告書としてまとめられる。


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