モンゴルと協力文書 経産省 ウラン開発に期待

日・モンゴル首脳会談が16日に行われ、麻生首相とバヤル・モンゴル首相の立ち会いの下、原子力エネルギーなどに関する協力文書への署名がなされた。

世界第15位で推定ウラン埋蔵量6万2000トンのモンゴルでは、今後のウラン鉱山開発が期待されている。バヤル首相の来日に際し、原子力分野について人材育成、ウラン資源開発に係わるモンゴル国内の投資環境の改善、情報交換・相互訪問を内容とする協力文書に、石田徹・経済産業省資源エネルギー庁長官とソドノム・エンフバト・モンゴル原子力エネルギー庁長官が署名した。

本件につき、二階俊博・経産相は17日の閣議後会見で、日本企業によるウラン開発投資に向けた環境整備が図られることを期待したほか、人材育成に関して、小学校段階からの原子力教育など、長期的視点に立った支援の必要にも言及した。


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