安全委 指針類体系化の検討を開始

原子力安全委員会の「体系化検討小委員会」(主査=藤城俊夫・高度情報科学技術研究機構参与)が15日、初回会合を開催、同委の安全審査指針類の具体的な体系化方策について、リスク情報の活用、学協会基準の導入なども視野に検討を開始した。

検討課題はまず、原子力施設の安全規制における安全審査指針類の位置付けの明確化とともに、これまでに追加されたものも含め、現行指針類の構成を明確化する必要性について、年度内を目途に検討。さらに、次年度以降にかけて、リスク情報の活用方策、学協会基準の導入可能性についても、必要に応じ小委員会を設置して、専門的検討を行うほか、指針類改訂等に際しての既設施設の適合性確認の必要性や対象範囲、いわゆる「バックチェック」についても検討課題として掲げている。


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