「もんじゅ」特別保安検査終了

原子力安全・保安院は7月30日、「もんじゅ」のナトリウム漏えい検出器(CLD)不具合を受け、昨年度より実施してきた「特別な保安検査」を、本年度第1回保安検査をもって終了することとした。

昨年3月に発生した一次系CLD不具合による誤警報発報を受け、保安院は「もんじゅ」に対し、昨年5月からの08年度第1回保安検査より、「特別な保安検査」と位置付け、重点化し実施してきた。このほど終了した本年度第1回保安検査で、安全管理面での確認事項として、@自律的な品質保証体制の確立A長期停止設備の健全性確認の確実な実施Bナトリウム漏えい対策の確実な実施C保全プログラムに基づく保守管理の確実な実施――の各項目について、目標が達成されたとの判断に至ったため、「特別な保安検査」を終了することとした。


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