WHとショー V・Cサマー原発のメンテ受注

東芝のグループ企業であるウェスチングハウス(WH)社は7月28日、同社とショー・グループの企業連合がサウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社から、V・Cサマー原子力発電所のメンテナンスおよびエンジニアリング業務を受注したと発表した。

この契約で同企業連合は、サマー原発の既存の1号機(PWR、100万kW)だけでなく、2016年と19年に運転開始が予定されている同2、3号機(各AP1000、110万kW)についても、メンテナンスや改修、燃料交換および設計エンジニアリング・サービスを提供する。

同企業連合はすでに昨年5月、新設の2基についてSCE&G社からエンジニアリング・資材調達・建設(EPC)契約を獲得しており、今回の契約もその延長で結ばれたとしている。

SCE&G社は現在、サウスカロライナ州営の電力水力発電会社であるサンティー・クーパー社と共同でV・Cサマー1号機を所有しており、新設予定の同2、3号機についても両社は昨年3月に共同で、建設・運転一括認可(COL)を米原子力規制委員会(NRC)に申請済みだ。


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