豪州ウラン業者 米ユタ州の鉱山で操業開始へ

豪州に本社を置くウラン生産業者であるホワイト・キャニオン・ウラニウム(WCU)社は7月29日、米ユタ州南東部に位置するダネロス・ウラン鉱山(=写真)から、今年の秋にも高品位Uの出荷が可能になるとの見通しを明らかにした。

同社が公表した第2四半期の報告書によると、連邦政府の土地管理局は今年5月、新たなウラン鉱山に対する認可としてはユタ州で30年ぶりとなる最終承認をダネロス鉱山に対して発給。これを受けたWCU社は直ちに地下設備の開発作業を開始しており、換気用とアクセス用の2つの斜坑開発のほか、貯水設備などサイトのインフラ整備も日程通り進展中だ。これらの開発およびウラン鉱の生産は、同社の第2四半期末現在の現金準備高である450万ドルの範囲内で賄えると同社では見込んでいる。


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