高浜MOX 品質確保最優先に 製造数を12体に変更

関西電力は19日、高浜発電所3、4号機への導入を目指して仏メロックス社で製造中のプルサーマル用MOX燃料について、品質確保を最優先に厳しく対応した結果、製造したペレットの一部を採用しないこととし、今回の製造期間における製造体数を16体から12体に変更する、と発表した。この決定に伴い、同社では今後、経済産業省に対して、輸入燃料体検査申請書の内容変更を行うことにしている。

関西電力では、今年1月末から行っている仏メロックス工場での燃料製造について、製造期間を通じて社員を常駐させ、品質保証活動の確認を行い、品質が十分に確保できるように、国の輸入燃料体検査項目に加え、同社と元請会社である原子燃料工業、メロックス社の3社で各種の自主検査を行うなど、慎重を期していた。

その一環として、今年6月、原燃工メロックス社がペレットの性状を確認するための自主検査の1つを実施したところ、一部のペレットで目標値の範囲内に収まらない想定値を示すものがあったため、関西電力では検査結果を念入りに確認してきた。

メロックス社はこれまでの経験に基づき、当該ペレットはMOX燃料として採用が可能だとしているが、同電力と原燃工では、最終的に厳しく対応することとし、当該ペレットは採用しないことに決めたもの。このため、今回の製造期間においては、品質が確保されているペレットのみを採用することから、製造体数を当初計画の16体から12体に変更する。

実際の装荷は、高浜3号に変更なく8体、4号機に4体減の4体を装荷する計画だ。


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