IAEA 人材育成国際会議で論文募集

国際原子力機関(IAEA)は来年3月、アラブ首長国連邦のアブダビで、「原発導入・拡大のための人材育成国際会議」を開催する計画で、現在、論文を募集している。応募締め切りは9月末日。

IAEAは近年、50を超える加盟国から原子力発電導入の支援を要請されており、共通する課題の1つに人材育成が挙げられている。原子力発電国の多くが増設やリプレースを計画しており、人材育成でのグローバルなネットワーク化を望む声は大きい。

こうした流れを受けてIAEAは、(1)原子力発電開発政策および戦略に関する原子力関連機関・各国政府・国際レベルでの情報交換(2)原子力産業界における最新知見の集積(3)安全で持続可能な原子力発電導入・拡大に向けた人材の維持――を目的に国際会議を開催。世界中の原子力分野の産官学が結集する場を設け、(1)将来の人材需要予測(2)革新的訓練システム(3)国際間のネットワーク化(4)原子力産業界へ若い世代を惹きつける方法――等について議論する。

論文発表の希望者は所定の応募要領に従い、9月30日までに応募すること。応募要領等詳細はIAEAのウェブサイト
(http://www−pub.iaea.org/mtcd/meetings/Announcements.asp?ConfID=38090)にて。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで