原子力委 電力の改定プル計画は「妥当」

原子力委員会は15日、電気事業者が去る2日に六ヶ所再処理工場の工事計画変更を踏まえ、改定・公表したプルトニウム利用計画を「妥当」とする見解を発表した。

電力10社の公表したプルトニウム利用計画では、09年度に六ヶ所再処理工場で回収される分離プルトニウムはなく、また、08年度以前に回収し、現在六ヶ所再処理工場で保管されているプルトニウムは、MOX燃料加工工場が操業開始する2015年度以降、プルサーマルで利用することを原則としている。

これらのプルトニウム量は、各電気事業者ごとに、プルサーマル利用に要するMOX燃料の約0.1〜0.8年分に相当する。


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