原産協会 民主党への期待表明 「温暖化の切り札に」

日本原子力産業協会の服部拓也理事長は9月25日、「原子力発電の着実な推進を期待する――民主党政権への期待」を表明した。

服部理事長は、新政権が最優先で取り組むことを期待する3課題として、(1)原子力発電は温暖化対策の切り札としての位置付け(2)積極的な海外展開による環境と経済の両立(3)核不拡散への貢献――を挙げた。

原子力発電を地球温暖化対策の切り札として位置付け、既存の原子力発電所の能力を最大限に活用すること。日本の高い技術力をベースに、原子力分野で積極的に海外展開することにより、地球規模の温暖化対策に寄与するとともに、わが国の経済発展にもつなげること。

また同時に、核不拡散に関する日本の技術力と実績を踏まえ、世界の原子力開発計画に貢献するとともに、核軍縮さらには核廃絶に向けての道筋を確実なものにしていくことを求めている。


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