日本原燃 大和専務が副社長昇格

日本原燃は6日、臨時株主総会とその後の取締役会を開き、役員人事を決定した。急な社長交代や再処理工場の操業やMOX燃料工場の着工、新型遠心機の導入など多くの直面する課題に対処するため。

副社長(再処理事業部特命担当)に大和愛司・専務取締役(再処理事業部長)、専務取締役に松村一弘・常務取締役が昇格した。新任の常務取締役(濃縮事業部長)に中島一郎・元原子力機構理事、取締役(広報・地域交流室長)に工藤健二・東京電力執行役員原子力・立地業務部長が就任した。

大和愛司氏(やまと・あいじ)1968年新潟大学院工学研究科修士修了、旧動力炉・核燃料開発事業団入団。03年10月同特別技術参与、04年6月日本原燃常務取締役濃縮事業部長、07年専務取締役。65歳。


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