海陽原発計画に建設許可 中国

中国国務院直属の新華社通信は9月28日、国務院が同月23日付けで山東省の海陽原子力発電所建設計画・第1期工事(100万kW級AP1000×2基)を承認したのに続き、24日には国家核安全保障局が建設認可を発給したと伝えた。

同サイトでは24日に初のコンクリート打設が行われ、10月中旬に正式な着工式が開催される見通し。1号機の操業開始は2014年、同2号機は15年に予定されている。

また、山東核電公司とともに同発電所建設を担当している中国国家核電技術公司(SNPTC)によると、サイトではすでに9月8日、20日、および30日に、1号機用大型構造モジュールの設置作業が行われた。

同計画で山東核電公司は07年7月、ウェスチングハウス(WH)社および米ショー・グループと原子力設備供給契約を締結(関連機器は韓国の斗山重工がWH社から受注)したほか、08年1月には三菱重工とタービン発電機パッケージ2基の契約を結んでいる。


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