放射能にも対応「ロボキュー」 危機管理産業展 約300社が出展

防災・防犯・リスク管理に関する最新の製品・情報が一堂に集結する「危機管理産業展」が21〜23日、東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催された。約300社の企業等が出展。

東京消防庁からは、放射能漏えい事故など、消防隊員が容易に接近できない災害現場まで自走し、遠隔操作により要救助者を機内に収容できる最新型救助ロボット「ロボキュー」(=写真)が初めて出展され、実演も行われた。全長1900mm、総重量1500kg、従来型と比較して約半分の大きさで、動力源も従来のディーゼルエンジンからバッテリーモーターで、収容した救助者に空気供給をすることもできる。その他、放射線などの各種防護服・活動用資機材等を積載した「特殊災害対策車」も展示された。


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