柏崎刈羽、進む震災からの復旧 1、5号機が系統機能試験

東京電力は、柏崎刈羽原子力発電所1、5号機の系統機能試験をそれぞれ17、13日に開始した。機器単体レベルの基本点検がほぼ完了したのを受け、系統内の機器を作動させることにより、インターロック、警報の作動、弁の作動、系統流量等を確認し、系統全体の機能が正常に発揮されることを評価するもの。両機は、震災の影響を受けた柏崎刈羽7基では、6、7号機に続き復旧に向けて進展することとなる。

系統レベルの健全性確認項目として、1号機では30試験、5号機では28試験が抽出されており、いずれも共用設備に係わる試験が加わるため、6号機と比較して、それぞれ4試験、2試験が追加となっている。これら試験は、機器レベルの健全性が確認された系統から順次、実施していくこととしている。

東京電力は12日、原子力安全・保安院の専門家ワーキンググループに1、5号機の機器レベルの点検・評価結果を報告、これに対し、同院は、いずれも不適合が発見された機器については、適切に原因究明と対策、地震の影響の有無に係わる判断が実施されていることを確認したなどと評価している。

07年の中越沖地震発生時は、両機とも、定期検査に伴い停止していた。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで