米ショー・グループ VCサマー原発 増設計画で変電設備発注

米国でウェスチングハウス(WH)社とともにVCサマー原子力発電所2、3号機(各AP1000、110万kW)の建設を請け負っているショー・グループは9日、両機用の新しい変電設備をパイク・エレクトリック社に発注した。

このエンジニアリング・資材調達・建設(EPC)契約により、ノースカロライナ州に本部を置くエネルギー・ソリューション企業のパイク社は、2015年末を目処にサウスカロライナ州のサマー発電所サイトに230kVの送配電開閉所とオフサイト電力システムを設置することになった。

VCサマー2、3号機は米国で新たに建設が計画されている第一陣の原子炉で、サウスカロライナ・エレクトリック&ガス(SCE&G)社が同州営の電力水力発電会社であるサンティー・クーパー社と共同で昨年3月に建設・運転一括認可(COL)を申請済み。WH社およびショー・グループとは昨年5月にEPC契約を結んでおり、2016年と19年に運開を実現するための具体的な準備が着々と進められている。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで