インド 原子力省長官にバネルジー氏

インド原子力省(DAE)はA.カコドカール長官(=写真・右)の後任として、バーバ原子力研究所(BARC)のS.バネルジー所長(=写真・左)を11月30日付でDAE長官兼原子力委員会委員長に任命した。

バネルジー氏は1968年にBARCの冶金部門(当時)に入所。74年にインド工科大から冶金工学の博士号を取得した。熱機械処理を加えたジルコニウム合金の知識に基づき加圧重水炉(PHWR)の圧力管製造で新たな手法を開発するなど、インド独自の原子力技術開発に貢献している。


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