【2009年の原子力界の主な動き】

▽総選挙で民主党が大勝、鳩山代表を首班とする新政権が9月発足――温室効果ガス削減目標「20年までに90年比25%減」、各府省「政務三役会議」による政治主導体制、行政刷新会議で政府予算・事業の徹底見直し。

▽復旧が進む柏崎刈羽発電所――6、7号機が発電再開、震災の知見踏まえ耐震安全性評価も。

▽プルサーマル運転時代幕開け――九州電力玄海3号機で国内初の軽水炉MOX本格運転。

▽東芝が我が国メーカー初の海外(米国STP)主契約者に

▽中部電力浜岡1、2号機が運転終了、商用軽水炉初の廃止措置計画も認可。

▽日本原子力発電敦賀1号機が高経年化技術評価認可で40年超運転へ。

▽六ヶ所再処理施設、ガラス固化設備のトラブルで竣工延期。「もんじゅ」も年内再開ならず。

▽発電所の新検査制度始まる。

▽大強度陽子加速器「J―PARC」が全面稼動。

▽諸外国で高まる原子力再開・導入の機運――独新政権が既存炉の運転期間延長へ、伊で原子力凍結解除の法案可決、ベトナム国会が原子炉建設計画を決定。

▽スウェーデンで地層処分場建設地をフォルスマルクに選定。

▽北朝鮮が2回目の核実験、核不拡散体制に衝撃。

▽米国がユッカマウンテン処分計画を打ち切りへ。

▽天野之弥大使がアジア初のIAEA事務局長に就任。


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