中国 寧徳3号機でコンクリ打設

中国の広東原子力発電グループ(CGNPC)は8日、福建省の寧徳原子力発電所建設サイトで3号機(PWR、108万kW)の原子炉系統設備のコンクリート打設を実施するとともに、プロジェクト会社である寧徳原子力発電公司ほか関連企業の代表者や作業員500名を集めた起工式を開催した。

台湾の対岸に位置する同発電所サイトでは、2008年2月に1号機が着工、同2号機は同年11月に建設が始まった。仏国の技術をベースに中国が開発した100万kW級PWRであるCPR1000により、合計約600万kWの設備を設置予定。国務院は3号機の着工と同時に4号機の建設計画を承認しており、今年7月にも最初の4基すべてについて、2012年〜15年の完成を目指した建設作業が進められることになる。

3号機の建設では、原子炉建屋・基礎部分のコンクリート流し込みを従来のように2層に分けて行うのではなく単層で実施。CGNPCではこの方法により施工期間を大幅に短縮するとともに、工程を合理化し、建設工費を削減することができるとしている。

中国では現在、同じ福建省の福清サイトや広東省の陽江サイトも含めて11基のCPR1000を建設中、あるいは計画中で、機器類の国産化率も上昇していると同社は強調。特にデジタル制御系(DCS)については3号機で達成した国産化率80%が突破口となり、早晩100%に達すると同社では見込んでいる。


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