東電・柏崎刈羽 6号機が営業運転再開 7号機に続き2基目の戦列復帰

東京電力の柏崎刈羽6号機が19日、経済産業省の総合負荷性能検査を終了し、中越沖地震発生から約2年半を経て、営業運転を再開した。震災以降の戦列復帰は7号機に次いで2基目。

柏崎刈羽6号機は、定期検査停止中に震災の影響を受け、設備の点検、健全性確認、耐震強化工事を実施してきた。昨年8月に発電再開となったものの、制御棒の位置表示機能に不具合が発生したことから、12月に一旦、原子炉を停止した。長期停止に伴い、東京電力は今月15日、同機に係わる「特別な保全計画」を経産省に提出した。保全計画では、同機の次回定検開始までの実運転期間は最長で本年10月31日までとなっている。

他号機については現在、1、5号機で系統機能試験が進められているところだ。


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