東京電力 廃材利用ベンチをPR施設に

東京電力は3日、原子力発電所などで使用された資材などを再利用するクリアランス制度を適用して製造したリサイクルベンチ(=写真)を、同社のPR施設である「電気の史料館」(神奈川県横浜市鶴見区)に設置した。同社がクリアランス制度を適用して製造した製品を、施設内に設置するのは初めて。日本原子力発電の東海発電所から搬出された金属を鋳造メーカで加工し製造されたもの。

クリアランス制度は、原子力発電所において使用された資材等のうち、年間0.01ミリシーベルトを超えないことを基準(クリアランスレベル)として、国の確認を受けて一般のリサイクル品として資源を有効に再利用することや、一般の廃棄物として取り扱えることのできる制度で、海外では既に多くの国でクリアランス制度が導入されている。


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