三菱商事 加ウラン探鉱の50%権益獲得 高品位・大規模鉱床の発見目指す

三菱商事は16日、カナダ・サスカチュワン州のウェスト・マッカーサーウラン資源探鉱プロジェクトの50%権益を取得したと発表した。07年に合意したキャンアラスカ・ウラニウム社(本社=カナダ・バンクーバー)との契約に基づく拠出完了によるもの。

同プロジェクトは、高品位かつ大規模なウラン鉱床の発見が期待されるアサバスカ盆地に位置し、合計359平方キロメートルの12鉱区から構成されている。キャンアラスカ社は既に、アサバスカ盆地で23の探鉱プロジェクトを手がけている。三菱商事は、07年にキャンアラスカ社と契約を締結して以来、探鉱活動に参画し、物理探査やドリリングなどにより、ウラン鉱床発見を目指しているが、今後は、同社をオペレーターとして新設する合弁事業体を通じ、探鉱活動を継続していく。


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