電工会 一般人対象に懇談会開催

日本電機工業会(JEMA)原子力PA女性分科会は1月に、東京都港区のホテルフロラシオン青山で、都内で働く一般の女性31名を対象に、「COを減らすために、今、私たちができること」をテーマとする懇談会を実施した。

今年度から会員会社以外の一般人にまで広げた広報活動を開始したもの。参加者は、サンケイリビング新聞社が発行する働く女性向けフリーペーパー「シティリビング」紙東京版にウェブ登録している読者のうち、アンケート調査に地球温暖化問題やエネルギー問題について関心があると回答した懇談会参加希望者の中から募集した。

懇談会では、地球温暖化問題に関する講演、原子力発電に関する講演の他、参加者と分科会委員がグループに分かれて意見交換を実施した。

参加者からは、「日本の原子力発電は、高レベル放射性廃棄物の処分場が決まらないがどうするつもりなのか」、「原子力発電プラントを輸出する動きがあるが、核不拡散の観点から技術の輸出は容易にできないのではないか」といった専門的な質問もあった。


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