国、原燃 青森県に一時貯蔵要請 「返還低レベル受入を」

直嶋正行経済産業大臣は6日、青森県庁を訪れ、三村申吾県知事らと会談し、海外からの返還低レベル廃棄物の受け入れに対する地元了解を要請した。また、合わせて、六ヶ所核燃料サイクル施設の視察も行った。

高レベル放射性廃棄物ガラス固化体については既に、六ヶ所村の貯蔵管理センターで一時貯蔵が行われているが、13年以降、フランスからの低レベル廃棄物の返還が見込まれることから、日本原燃と電気事業連合会は去る2日、青森県と六ヶ所村に対し、これら廃棄物の受け入れおよび一時貯蔵施設の新設について、協力要請を行った。

低レベル廃棄物の受け入れ・貯蔵施設は12年度の着工、18年度の操業開始が見込まれていることから、竣工までの間、高レベル廃棄物貯蔵管理センターでの一時貯蔵が必要となっている。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで