UAE 建設候補地の適性調査実施へ

アラブ首長国連邦(UAE)の連邦原子力規制庁(FANR)は7日、同国初の原子力発電所立地候補地でのサイト適性調査実施を首長国原子力会社(ENEC)に認可した。

これはFANRの最高意志決定機関である理事会が、ENECの申請を審査した上で決定したもの。昨年末に同国政府が初号機の建設企業として韓国の企業連合を選択して以降、FANRが発給した最初の認可となる。

ENECは今後、原子炉の立地サイトとして潜在的に可能性のある地点の適性を評価。特定の候補地に関する適性評価は、ENECが建設認可を申請する段階に達してからFANRが実施する計画で、W.トラバース長官は今年末あたりを予定しているとの見通しを明らかにした。


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