三菱みなとみらい 09年度の入館15万人達成

三菱重工業の三菱みなとみらい技術館が21日、2009年度の年間入館者15万人を達成した。1994年6月の開館以来、展示内容の充実やファン層拡大に向けた取り組みが、認知度アップとの相乗効果もあって実を結び、入館者数の着実な増加につながったと同社ではみている。

同技館は、急速な科学技術の進歩に対応して、きめ細かく展示内容の見直し・拡充を実施してきた。08年2月には「環境・エネルギー」ゾーンと「くらしの発見」ゾーンを新設。それまでの「宇宙」「海洋」「交通・輸送」と「技術探検」を合わせ、6つの展示ゾーンにより、実機・模型、パネルなどでわかりやすく紹介する現在の構成にした。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品について、子どもはもちろん、大人も楽しく学べるようになっている。

また、09年1月には「体験コーナー」を大幅リニューアル。航空機など乗り物の設計・製作・操縦シミュレーションを通してものづくりの一端に触れられる、能動参加型ゾーン「トライアルスクエア」をオープン。リピート入館者の増加につながったという。

三菱みなとみらい技術館は、みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分。JR根岸線/横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩8分。


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