川内1号が最高位 09暦年世界の稼働率 NW誌調べ ベスト50に日本8基

米国プラッツ社が発行する原子力専門誌「ニュークレオニクス・ウィーク」(NW誌)の4月1日号では、2009年の世界の原子力発電所の運転実績を特集しており、日本の九州電力・川内1号機(PWR、89万kW)が世界一の高稼働率105.0%を記録し、ベスト50の中にも日本の8基が入ったことが明らかとなった。

ニュークレオニクス・ウィーク誌によると、世界の2009年の原子力発電所441基の平均設備利用率は76.0%で、前年の約79%から低下した。世界中の中央値は82.8%だった。

稼働率ベスト50には、川内1号機をはじめ上位から高浜4号機(103.0%)、伊方3号機(同)、泊1号機(102.5%)まで4基がベストテン入りし、次いで大飯4号機、福島第二3号機、美浜3号機、福島第二2号機が高い実績を示した。


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