ロシア レニングラードU・2号機着工

ロシアの総合原子力企業であるロスアトム社は15日、レニングラード原子力発電所の二期工事で、2号機の原子炉建屋基盤部へのコンクリート打設(=写真)を実施したと発表した。

同機は2008年に着工した1号機と同じく、120万kW級の標準型軽水炉(AES−2006)となる予定。第一発電所ではチェルノブイリ発電所と同型の古いRBMK−1000が4基稼働しており、第二発電所はこれらの容量をリプレースする位置づけで建設作業が進められている。

2号機のコンクリート打設作業では、合計5000立方メートルのコンクリートが流し込まれる予定。1、2号機はそれぞれ、2013年と16年に完成する計画で、同サイトではさらに、同型の3、4号機の建設も計画されている。


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