日本原燃 初回設工認申請 MOX工場工程延期

日本原燃は21日、六ヶ所村に建設するMOX燃料加工施設の着工を今年5月から同10月へ、しゅん工を15年6月から16年3月へと工期を変更するとともに、経済産業省への第1回設計・工事認可申請を行った。本施設は13日に、国からの事業許可を受けたところ。

MOX燃料加工施設は、隣接する再処理施設から回収されるMOX粉末を加工して、プルサーマル発電炉に装荷するMOX燃料集合体を製造する。MOX粉末とウラン粉末を混合し、ペレットに成形加工する成形施設、ペレットを被覆管に挿入する被覆施設、燃料集合体に仕上げる組立施設などからなり、同日、三菱重工業に、燃料棒加工、燃料集合体組立、換気・空調他、富士電機システムズに、粉末調整、ペレット加工他、主要設備の製作・据付工事がそれぞれ発注された。


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