米国 廃棄物処分特別委員会に小委

米国でユッカマウンテン計画に替わる使用済み燃料および高レベル放射性廃棄物(HLW)の管理処分方策を検討している政府のブルーリボン(特別)委員会は5月25、26の両日、第2回会合を開催し、3つの小委員会を設置した。

小委員会の設置は3月の第1回会合で提案されていたもので、検討テーマ別に(1)原子炉と燃料サイクル技術(2)廃棄物の輸送と保管(3)廃棄物の処分――に分かれている。(1)の共同議長としては、原子力と再処理の強力な推進論者として知られるP.ドメニチ元上院議員と、先進原子炉システムや廃棄物処理などの専門家のP.ピーターソン・カリフォルニア大学原子力工学部長が就任。また、(2)の共同議長はR.メザーブ元米原子力規制委員会(NRC)委員長と、P.シャープ未来資源研究所所長が、(3)の共同議長はC.へーゲル元上院議員とJ.ラッシュ世界資源研究所(WRI)所長が務めることになった。

同委は今後も、2か月ごとに2日間ずつ開催されるほか、合間の月には電話会議での開催予定となっている。


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