今夏予備力は約2500万kW 電事連会長会見

森詳介・電気事業連合会会長は11日、任期最後の定例会見を行った。

同会長は、今年の夏の電力見通しについて、電力10社の最大電力は1億7463万kW程度(対前年伸び率9.7%)と想定され、対する供給力は1億9975万kW程度を計画していることから、約2500万kWの予備力を確保できると説明した。しかしながら、30℃を超える日中に気温が1℃上昇するだけで約500万kW(原子力5基分に匹敵)も全国の最大電力が増加することから、安全供給に気を引き締めていく姿勢を示した。

また、次期電気事業連合会会長として清水正孝・東京電力取締役社長を紹介した。


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