外務省 核軍縮懇が初会合 国際社会に発信

外務省は「核軍縮・不拡散に関する有識者懇談会」を設置し、6日に初会合を開いた。

座長には黒沢満・大阪女学院大学教授が務め、同省から岡田克也外相と徳永久志・外務政務官をはじめ関係者が出席する。

政府として、平和で安全な「核兵器のない世界」を達成するため、引き続き国際社会の中でリーダーシップを発揮していく考えであり、同懇談会は、その方策や核軍縮・不拡散に係る今後の諸課題について、外相の諮問に基づいて意見を取りまとめていく。月2回程度の開催を計画し、当面は9月の国連総会に際して開催を検討している核軍縮・不拡散に関する外相会合に関して議論するほか、新たに締結された米ロのSTART条約後の核軍縮の方向性、核兵器の役割低減の具体化に向けた検討などを行うことにしている。


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