秋山氏、辻川氏が功労者賞受賞 首相官邸

2010年安全功労者内閣総理大臣表彰(=写真)が1日、首相官邸で行われ、仙谷由人・官房長官から各受賞者に表彰状が授与された。

原子力関係からは、秋山宏・東京大学名誉教授と辻川茂男・東京大学名誉教授の2名が受賞した。

建築構造の地震時挙動を専門とする秋山教授は、地震入力エネルギーに基づく耐震構造設計理論で知られており、原子力発電所の耐震安全に対する貢献が評価された。

腐食防食を専門とする辻川教授は、多くの原子力施設の事故などの原因究明に取り組み、原子力発電事業における安全性向上への貢献が評価された。

安全功労者表彰は毎年、地域での安全思想の普及・啓蒙などの活動に顕著な功績のあった個人または団体に対し、内閣総理大臣から授与される。


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