サウジ原子力受注へ 東芝 米大手2社と提携結ぶ

東芝は12日、サウジアラビアで新規に建設が予定されている原子力発電所について、米国大手エンジニアリング会社ショー・グループおよび米国大手電力会社エクセロン・ニュークリア・パートナーズと、共同提案を行うことで合意し、契約を締結した、と発表した。

3社が提案する原子力発電所の炉型は、日本で建設・運転実績があり高い信頼性を有するABWRか、最新型の加圧水型原子炉であるウェスチングハウス社のAP1000についても選択の可能性がある、としている。

サウジでは、今年4月に政府組織の研究機関「アブドラ国王原子力・再生エネルギー都市」を設立するなど、原子力発電所建設への関心が高まっている。


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