みんなの党 原子力技術の重要性を指摘

11日の参議院選挙で同院第4位の政党に躍進した「みんなの党」(渡辺喜美代表)の選挙中の「アジェンダ」の中から、原子力・エネルギー全般・地球温暖化対策関連の政策を紹介する。(=前号2面には五政党の政策)

□みんなの党「アジェンダ」成長戦略
【原子力】「グリーン・グロース(「緑の成長」=環境制約による成長)」の構成要素としては、原子力やCCS(二酸化炭素回収・貯留)の技術も大変重要。
【エネルギー全般】風力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーの利用促進、省エネ技術への投資。再生可能エネルギーの利用促進に加えて、高効率火力発電(超々臨界発電、石炭ガス化複合発電など)などの技術開発および国際展開の支援が重要。政府保証付き売電収入担保リースの導入で全戸に新エネ発電装備など。10年以内に植物が行う光合成を人工的に出来るようにしてエネルギー問題を解決。今後3年間の集中改革期間(ムダ使い解消期間)の財源として、エネルギー特別会計から1兆円を節約する。
【地球温暖化対策】排出量取引市場の創設などにより、日本の温室効果ガス排出量の削減目標の達成をテコとし「緑の成長」を促進。特に電気自動車の開発に重点。排出権取引市場の創設。10年以内に光合成を人工的に出来るようにして温暖化問題を解消。


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