保安院 福島第1.3プルで 「3つの技術的条件」確認

原子力安全・保安院は26日、東京電力福島第一原子力発電所3号機のプルサーマル実施に際し、同社より提出のあった安全確認結果を妥当なものと評価した。プルサーマル受け入れに当たり、福島県知事は、同機の耐震安全性、高経年化対策、長期保管後のMOX燃料の健全性の確認を、「3つの技術的条件」として求めており、既に法令上、国は99年に実施の許可を出しているが、核燃料サイクル推進上の重要性に鑑み評価を行ったもの。

福島第一3号機のプルサーマル計画は、地元の理解が得られず中断となっており、MOX燃料も施設搬入後、10年以上にわたり水中保管されている。


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