中国 紅沿河二期と防城港で起工式

中国広東核電集団有限公司(CGNPC)は7月28日、遼寧省の紅沿河原子力発電所サイトで二期工事の起工式を実施した。(=写真)

同サイトでは一期工事として、仏国の技術をベースに機器の国産化率を徐々に上げつつ100万kW級PWRのCPR1000を4基建設中。二期工事はこれらの隣接区域で同型炉を2基、2015年の運開目指して建設する計画で、今年5月末に国家発展改革委員会が承認していた。CGNPCと中国電力投資集団公司らの合弁事業体が操業することになっている。

CGNPCはまた、30日に広西省チワン族自治区で防城港原子力発電所第一期プロジェクトが着工したと発表した。

これは中国西部開発計画における23の重点プロジェクトの1つで、108万kWのCPR1000を2基建設。最終的には6基の建設を計画しており、国産化率は87%を超えることになる。

この日は1号機の燃料建屋部分にコンクリートを打設。約56か月の工期を経て、2015年以降に完成する予定だ。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで