カナダ NRU炉がRI生産を再開

カナダ原子力公社(AECL)のチョークリバー研究所内にあるNRU炉は17日、約15か月間の修理作業を終えて運転に復帰、同時にモリブデン99を含む医療用放射性同位体(RI)の生産も再開した。

運開後50年以上が経過した同炉は、昨年5月に容器底部から重水漏れが検出された。溶接に特殊な技術を要したため、修理作業は数回にわたり延長。専門の外部アドバイザーから助言を得つつ作業にあたり、今後も信頼性の高い運転が可能になったとしている。

同炉の運転サイクルは5日間の計画停止を含めて28日間。計画停止では通常の保守点検作業を実施する。ただし、運転再開直後は約2日間、停止し、運転再開用に装着した特殊機器の取り外しと復帰後試験を実施。この間もRI生産は継続することになる。

また、来春には計画停止期間を延長、通常よりも広範囲な保守点検を行う予定である。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで