ヨルダンと原子力協力 アンマンにて 協定署名される

日本とヨルダン両政府は10日、ヨルダンのアンマンで原子力協力協定を締結した。浅子清・在ヨルダン臨時代理大使とトゥカーン・ヨルダン原子力委員会委員長が署名した。今後、双方が必要な国内手続き完了を相互に通告する外交文書を交換した日の後、30日目に発効する。

協力の分野は、(1)ウラン資源の探鉱・採掘(2)軽水炉の設計・建設・運転(3)軽水炉の安全・防護(4)放射性廃棄物の処理・処分(5)放射線防護・環境監視(6)放射性同位元素および放射線の研究・応用――の範囲で、核物資、資材、設備、技術を供給できることになるが、ウラン濃縮、使用済み燃料再処理、プルトニウム転換のための資材や生産技術、プルトニウムそのものの移転は除外される。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで