JANDT 非破壊検査の法体系集刊行

日本非破壊検査工業会(JANDT、理事長=松村康人・辰起非破壊検査工業代表)はこのほど、「各種構造物に対する非破壊検査の法体系集」の初版を刊行した。

我が国に検査サービスを提供する専業の検査会社が設立されて以来、55年が経過した。近年、震災による建築構造物や高速道路の倒壊、タンク・貯槽・化学プラント・火力発電設備・原子力発電設備の事故、各種遊具設備・昇降設備の事故発生に伴い、非破壊検査の役割に対する重要性が認識されるようになり、単に品質管理の一端を担うだけでなく、独立した第三者性を要求されるとともに、検査結果が社会的に責任ある評価を受けるようになってきている。

原子力発電プラントについても、運用機関名、制定した規格・基準、非破壊検査に関する記述、検査技術員の記述、検査事業者の記述を掲載している。ほかに建築構造物、橋梁、トンネル、高圧ガスプラント、石油プラント、ボイラーおよび圧力容器などの分野を取り扱っている。

販売価格は同会員・3000円(税込)、非会員・5000円(同)。問い合わせは、同工業会事務局(電話03‐5207‐5960)まで。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで