海江田大臣発言 総合科技会議を改革 総合研究機関も

海江田内閣府特命担当大臣(科学技術政策、宇宙開発)の専門紙対象就任インタビューが5日、大臣室で開催された。

大臣は就任早々の国際原子力機関(IAEA)総会出席などで、就任インタビューが遅くなってしまったことを詫び、記者からの質問に対応した。

総合科学技術会議については、新たに科学技術イノベーション戦略本部(仮)という組織に整理し、発展的に解消させる方向であると述べた。研究開発については独立行政法人の単年度会計など今後柔軟に対応すべき課題を考慮し、国立研究開発機関(仮)の創設に前向きな姿勢を示した。使い勝手の悪さが指摘されている研究者の競争的資金については、必要なら法改正も考えるが、今の段階では無駄を廃して効率よい予算の使い方を検討し、関係者の意見を聴取していくとした。

また、科学者のイメージについて聞かれると、実在の人物ではないことを前置きした上で「鉄腕アトム」のお茶の水博士の名前を挙げ、カラオケでは同アニメのテーマ曲を歌うこともあるという一面も披露した。


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