日印原子力協力協定 デリーにて 第2回締結交渉協議

日印原子力協力協定の第2回締結交渉が8、9日、インド・デリーで行われた。日本側から北野充・外務省南部アジア部審議官、インド側からゴータム・バンバワレ・外務省東アジア局長らが出席、協定の内容に関する協議他、今後の進め方について協議した。

日印原子力協定締結交渉は今年6月に開始されており、締結により、インド原子力発電市場での産業協力などが期待されている。24、25日には、インドのマンモハン・シン首相夫妻の来日が予定されており、協定締結に向けた大枠の確認がなされる見通しだ。

前原外相は12日の記者会見で、日印協定の締結交渉において、インドが核実験を行った場合、協力協定を停止するという岡田前外相時の原則を、「私もそれを継承した形で交渉に臨んでほしいと申している」と述べ、「インド側は、そのことについては納得していない状況であるということを聞いている」と語った。


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