温対法案が閣議決定 国会再提出へ

政府は8日、地球温暖化対策基本法案を閣議決定した。開会中の臨時国会での成立を目指す。先の通常国会に提出された同法案は、5月に衆議院では可決したものの、参議院送付後、審議未了で廃案となっていた。

再提出された同法案は、中長期目標として、温室効果ガスを20年までに25%、50年までに80%の削減を掲げているほか、基本計画の策定、目標達成に向けた重要施策について規定している。松本龍環境相(=写真)は、法案成立に向け、産業界などと「広く意見交換をした上で判断をしていくということが重要」との考えから、4日に日本経済団体連合会との懇談を行っている。


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