APEC/ABAC 11月首脳会議に向け提言 原子力エネ利用にも言及

APECの公式民間諮問機関である「APECビジネス諮問委員会(ABAC)」(議長=相原元八郎・三井物産顧問)は14日、来月横浜で開催される首脳会議を前に、計23項目からなる「APEC首脳への提言」を発表した。

提言は14日に、菅直人総理大臣にも手交された。本紙関連では、「エネルギー安全保障への対応」と題し、省エネの向上、低炭素化石燃料の幅広い使用などとともに、低排出の発電源として、APEC参加国・地域における原子力エネルギーの実現可能性調査を重点に掲げたほか、域内エネルギー安全保障戦略の策定・実施も求めている。APEC/ABAC会議は、首脳会議に先立つ8〜10日、横浜で開催される。


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