核不拡散センターが開所式 原子力機構 東海村・交流館に開設

日本原子力研究開発機構の「核不拡散・核セキュリティ総合支援センター」の開所式が4日、東海村のテクノ交流館「リコッティ」で行われた。同センターは、アジア諸国を始めとするグローバルな核不拡散・核セキュリティ体制強化に貢献するため、原子力機構の事業推進部門の1つとして、新たに設置されたもの。開所式には笹木竜三・文部科学副大臣、橋本昌・茨城県知事、村上達也・東海村長、IAEAなど海外からの来賓もあった(=写真)。

同支援センターは、10年4月に米国での「核セキュリティサミット」で、日本政府がアジアの核セキュリティ強化をめざして設置を表明し、わが国の原子力平和利用の経験を活かした活動を行う拠点となる。


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