産業界の要請に応え、博士人材育成 大阪大学 「CLIC」プロジェクトを全学展開

大阪大学は文部科学省からの科学技術振興調整費を使って、「協働育成型イノベーション創出リーダー養成プロジェクト」(CLIC)を全学的に展開している。

産業界から期待される博士人材の育成を目指して大学院改革の一環として取り組んでいるもので、賛同企業での長期インターンシップと、博士たち自身が主体性をもってスキル・アップするキャリア・デザイン・プログラムからなる。

現在、三菱電機、シャープ、ダイキン工業など民間企業や研究機関など約200機関が参画に同意しており、イノベーションを必要とする研究テーマを産業界が提案し、若手博士人材が自らのシーズを元に研究テーマを抽出することで、優秀な人材を産学・社学協働で養成し、本人の希望する専門分野と社会が求める専門性とのギャップを縮め、ミスマッチを少なくしていこうとしているもの。

問い合わせ先は、大阪大学産学連携推進本部イノベーション創出部(電話06―6879―4136)まで。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで