日本原電とベトナム FS契約に向け協力協定 仕様提示、準備開始

日本原子力発電会社は15日、ベトナム電力公社(EVN=国営企業)と同国への原子力発電導入に関する協力協定を締結した。具体的には、ニントゥワン省の原子力発電所第二サイトにおける導入可能性調査(FS)実施のための相互確認とEVNのプロジェクト活動に対する技術支援・情報提供などを行う。

原電では同協定の締結によって、「FSの早期契約成立および着手につながり、当社がこれまでEVNと築き上げてきた信頼関係のさらなる醸成と同国における原子力発電の円滑な導入に向けて、大きく貢献できる」と受け止めている。

FS実施のための相互確認では、協定締結後にFSの仕様がEVNから提示されることになっており、その内容を両者間で合意の後、契約を締結する。

EVNへの技術支援・情報提供では、今後、両者で協議し、それぞれ年度実施計画を定める。


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