日本の温室効果ガス 90年度比4.1%減、初の減少

環境省の発表では、09年度の温室効果ガス総排出量速報値は12億900万トンとなった。金融危機の影響や、原子力発電所の設備利用率(09年度65.7%)上昇で電力排出原単位が改善したことなどにより、前年度比で5.7%減少、京都議定書基準年の90年比では約4.1%減少した。90年の排出量を下回ったのは、今回が初めて。

原子力発電所の設備利用率が過去最高だった98年度の水準(84.2%)だったと仮定した場合、基準年比7.8%減と推計されるとした。


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