MHI原動機検査会社設立 グループ3社統合 原動機事業外販へ

三菱重工業は2月25日、原動機製品の検査を行っているグループ企業3社を統合し、4月1日付で100%出資の新会社「MHI原動機検査会社」を設立すると発表した。業務の効率化を図り、国内外での外販にも取り組める事業体を目指し、熾烈なグローバル競争下にある原動機事業を、より一層支える体制を構築する。

統合するのは、いずれも同社100%子会社の長菱検査(長崎市)、菱検査サービス(高砂市)、検査研究所(横浜市)の3社で、新会社は検査研究所を継承会社とする。新会社の資本金は3億円で、発足時の従業員数は約450人。初代社長には加藤敏彦・三菱重工原動機事業本部横浜製作所長が就任する。

新会社は、本社を横浜市中区の三菱重工横浜製作所本牧工場内に構え、長崎、高砂、横浜の3事業部で構成する。


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