他原発は冷温停止へ 福一以外 各機器の点検開始

「東北地方太平洋沖地震」発生時に運転中だった東京電力・福島第一原子力発電所1〜3号機以外のプラントは、次々と原子炉水温が100℃未満の冷温停止に達した。

東京電力の福島第二原子力発電所1号〜4号機の全機とも津波で非常用ディーゼル発電機の機能喪失したものの、外部電源により、1号機(14日17時)、2号機(同18時)、3号機(12日12時15分)、4号機(15日7時15分)とも冷温停止に達した。

東北電力の女川原子力発電所1号機(12日0時58分)、2号機(地震発生時点で冷温停止)、3号機(12日1時17分)とも冷温停止に達した。

日本原電の東海第二原子力発電所は15日0時40分、冷温停止状態になった。津波による影響で停止した非常用ディーゼル発電機用海水ポンプ1台については、復旧作業を進めている。

各機器の点検を進め、健全性を確認していく。


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